スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

section22:暮れる命

マツカあああああぁぁぁぁぁ!!!

キースは、本当は誰よりも優しくて、人間らしい心を持っている。僕が死んだとき、悲しんでくれたから。
それだけで、僕は満たされて。あの人の傍にいることができて、本当に良かったと…。

最期に微笑んだマツカが本当にきれいで、切なくて苦しくなりました。 潜在ミュウの強制収容所、コルディッツを木星に落とすと脅し、時間稼ぎをする間に陣形を整える人類統合軍。旗艦ゼウスのブリッジの中、マツカだけがキースの異変に気づいてます。その正体はまだ分かっていませんが。
国家騎士団の一人が強制収容所に送られたことを抗議するメンバーズのメガネ男子。
「心を強く持て。これは戦争だ」とキース。
万が一自分にミュウ因子があったらどうする?とアメの人に問われ、例外は認めないと言い切るキース。
「完璧」というアメの人の皮肉が。皮肉屋健在!
ブリッジから自室へ向かう途中、マツカは何故自分を生かしているのか、利用しているだけなのかとキースに問います。答えはわかっていたと思うんですが。それでも、いつにも増して硬く閉ざされたキースの心を感じて、不安になったんでしょうか。
この戦いが終われば処分すると事も無げに言うキース。
「どうする?そうなる前に私を殺すか?」
どうしても殺して欲しいのかこの人は。

レインに「キミならどうする?」と聞いちゃうリオと首をかしげるレインにめっちゃ和みました。素晴らしい癒しコンビ。
青の間、いつの間にやら作戦会議室。サイオンシールド張ってあって外に漏れないとかそういう構造なんでしょうかね。
「地球に進軍する」というジョミーに、「収容所のものを見捨てるのか」と抗議する長老ズ。今更撤退はできず、木星に回る時間もないとそっけないジョミー。
ゼル爺が怒りますよ。
「アルタミラで救えず、ナスカで救えず、また見殺しにするじゃと!?」
どうしてもと言うならシャングリラと一戦交えてでも…と息巻くゼル爺にジョミーが、「あなたの船は特別なはずだ」と。考えがある、そうですが奇襲作戦とか?

シャングリラブリッジで、ゼウスのことをオヤエさんに聞くトォニィ。この二人、実は仲良しですね?トォニィがオヤエさんのことをすごく信頼してるように見えます。戦闘機を作れるただ一人の人し、ママやパパの思い出話をしてくれる人だし…生意気なことを言うナスカっ子を可愛がってくれてる貴重な人、なのかも。
勝手な行動は慎めといさめるウィリーに思いっきり反発。ああ、トォニィは上から物言われるのが嫌いなだけか?オヤエさんは目線を合わせてくれるから懐いたんだきっと。
ジョミーが人間を殺すことを望んでいると思うのか、とウィリーに言われてうまく言い返せないトォニィ。でも、トォニィが感じるジョミーの苦しみを、心の痛みを消してあげられるなら、なんだってするという強い意志だけははっきりと口にしました。優しくて、なんて真っ直ぐな子。
ウィリーも、キャプテンと言う責任を負っていなければ、きっとトォニィと同じようなことをしたんじゃないかと思います。ジョミーを苦しみから救うためなら、何だってしてやりたい。でもできない立場にあって…歯がゆい思いをしてると思います。

自室に引きあげたキース。椅子に深く腰掛け、目を閉じます。
「マツカ、コーヒーを。」
カップを受け渡すときに触れた指先から、キースの心を見てしまうマツカ。
にじむように漏れ出す切ない感情…その理由を、サムの死を、キースの心に流れる涙を知ります。
「彼についてきて良かった…」
読みやがったなこの野郎(とは言ってませんが)とマツカを睨み付けるキースに気付き、
「どうしてそんな振りをするのですか?何も感じていない、冷たい機械の様に。あなたは完璧なんかじゃない、本当は、本当は誰よりも優しくて、人間らしい心を持っているのに…」
マツカの頬を張るキース。
「言ったはずだ、私の心に触れるなと」
「でも」
「出て行け!!」
触れるなと言っておきながら、見られないようにガードしてなかったですよね?ガードする気力もないほど憔悴してたのと、本当はマツカには知って欲しかったのと両方だと思います。激昂してその気持ちを隠そうとするキースが切ない。
知られてはいけない感情だから。感情そのものが、あってはならないから。

スウェナの通信が入り、どうしますかと聞かれたジョミー、即座に「切れ」と。うわぁ鬼だジョミー。
地球へ向けて発進…て時に、トォニィが1号機で出撃したことがブリッジに伝えられます。
「壊すなよぉ、トォニィ!」というオヤエさんに、「って、そこじゃないでしょ!」とツッコミを入れるニナ。今回ミュウサイドはギャグ担当か。(トォニィ除く。)
トォニィの単独行動はジョミーにより黙認されました。

外に面した廊下に、ひとり佇むマツカ。
「彼は永遠に、あなたの心の中にいる…深い、悲しみと共に…
キース、僕がいなくなっても、悲しんでくれますか」
マツカが一番欲しかった答え。あなたにとって僕は?いつも、化け物とはぐらかされてしまうけれど、それが本心だとは思いたくないし、思えない。

ステルス機能搭載の小型艇でまんまと旗艦ゼウスに近づき、潜入に成功するトォニィ。通りかかった兵隊の軍服を奪い、変装してます。
すれ違うマツカとトォニィ。トォニィがキースの居場所を探るためにマツカの心に侵入したことを、マツカに感づかれます。マツカが振り返るより一瞬早くトォニィがテレポート。
「気づいただと?!」
この辺の、心を読むのが「一瞬で分かってしまう」演出が良い。

サムがくれたおもちゃを手に取るキース。背後に、忽然とトォニィが。瞬時に反応し、銃撃するキース。しかしテレポートでかわされ、シールドで阻まれ、トォニィにはかすり傷一つつきません。
「僕を覚えているか?」
大きく育ちすぎてわかりません。
「ナスカは、僕の故郷だった…ママも、ブルーも、優しい人だった…ジョミーまで殺させはしない」
トォニィが、ちゃんとブルーのことも覚えててくれてうれしい。
キースの首を、じわじわと締め上げるトォニィ。
異変を感じて駆けつけたマツカ、扉の前でキースを呼ぶも返事はなく、異様な雰囲気を察知します。

ゼウスブリッジ。ミュウの艦隊が侵攻を始めたという報告を受け、キースに指示を仰ぎますが返答なし。コルディッツを落とせというセルジュに、閣下のご命令でなければ聞けないと、動こうとしないアメの人。どう見ても時間稼ぎ。苛立つセルジュは「私の命令は閣下の命令だ!」と言い切りますが「若造」呼ばわりされてあっさり却下。
「私はお前の部下ではない」って。階級がどうなってるのかはよく分かりませんが、上級大尉よりは普通の大佐のほうが上って事ですかね。アメの人が正論なので、セルジュが空回り。ステルスで姿を隠したミュウの戦艦がコルディッツの間近に現れ、緊迫する艦内。
「キャプテン・ゼル、ただいま参上~!」じいさんやる気だ!
もうこうなったら実力行使とばかりに、セルジュがコルディッツに仕掛けた起爆装置のスイッチを押してしまいますが、ナスカっ子3人で力を合わせて落下を食い止めます。
「アルテラ、タキオン、コブ、力を貸して…!」で、泣きそうになりました。

「キース!うわああああぁぁぁぁぁ!!!」
扉をぶち破るマツカ。衝撃で、床に転がるキース。
「キースを!殺したのかあああぁぁぁ!!!」
サイオンバースト、マツカが力任せにトォニィに向かってきます。
お前はミュウじゃないのか、人間は敵なんだと説得するも、半狂乱のマツカには聞こえるはずもありません。
「話にならねぇ」
マツカを壁に跳ね飛ばし、
「死ねえ!」
とキースめがけてサイオンパワーを放出します。が。
トォニィに返り血。
驚愕の視線の先に、体半分吹き飛ばされたマツカ。
「なんで、でてくんだよ…」
人間は敵だから、殺してもいい。ミュウは仲間だから、殺してはいけない。禁忌をおかしてしまったことに、呆然とするトォニィ。本当に子供で純粋だから、味方を裏切ったミュウとか、自分に都合のいい言い訳ができないんでしょう。

キースの部屋に駆けつけたセルジュ達。心肺機能停止のキースと体半分になったマツカが横たわる惨状を目の当たりにします。
「帰ってきて下さい!帰ってきて下さい!帰ってきて下さい!閣下!」
セルジュが必死にキースを心臓マッサージ。涙目、セルジュ。

「ミュウを殺した…僕がミュウを…これしかなかったんだ…」
同族殺しをしてしまったショックに打ちひしがれるトォニィ。ジョミー、こんなときこそトォニィを抱きしめてあげてー!

水底に沈みながら、光の差す水面を見上げるイメージ。薄く開いたキースの目に映ったのは、サムの笑顔。
「何やってんだよ、キース」
差し伸べられる手。それに向かって伸ばしかけた指先の、サムが掻き消えて今度はシロエが。
「先輩、どうしちゃったんです?らしくありませんね。…さあ、手を伸ばして」
手を差し伸べるシロエ。微笑んで。
サムの時は差し伸べられた手を掴むのをためらい、シロエの時はむしろ微笑んで自ら手を伸ばしたキース。あの微笑みは何だったのか。サムは生の、シロエは死の象徴のように見えました。シロエの手を掴んだら、向こう側へ連れて行ってくれるのかも知れない。開放、してくれるのかも知れない。そんな風に思ったのではないでしょうか。キースがいつも許して欲しいと請いながら願いながら生きてきたから、赦されたのだと思った安堵の笑顔だったんでしょう。(らしくない、か。お前は、お前らしい言い草だな。…とか思ってたのかも知れませんが。)
やっぱり死に場所を求めてたキース。それでも何かに縋りたい、というとても人間らしい感情が生死の狭間でやっと見えました。
しかし、伸ばした手は何も掴めず、シロエの姿さえ薄らいで。暗い水底に再び沈もうとした時、「だめ」とキースの手を掴んで引き上げてくれる人が。
マツカが、キースの手をしっかり掴んで…
「捕まえましたよ。僕があなたを死なせない」
とてもきれいな、優しい笑顔で。こんな天使が迎えに来てくれるなら死んでもいい!(いやダメだって何の為に迎えに来たの;)
目を見開くキース。傍らにマツカの無残な姿を見つけ、「マツカ!マツカ!!」と我を忘れて叫ぶ姿に泣きそうになりました。これでもう、キースの周りに心を許せる人は誰もいなくなってしまいました。キースの孤独を思うと、胸が痛くなります。
「キース…悲しんで、くれた…」
一筋の涙がマツカの目から零れ落ちます。マツカの最期の意識は、安堵と喜びで。口元にかすかに笑みさえ浮かべて。マツカは、やっと自分の居場所を、得ることができました。
「後始末をしておけ」
何事もなかったかのように、冷静な声で。こんな時にさえ、涙を流すこともできないなんて。
マツカの遺体を片付けようとした仲間を押しとどめ、
「いい!自分がやる!」
と言い張ったセルジュ。さっき、「ジョナ」って呼んでた気が。仲が良かったんですね。コーヒーが美味いの不味いの言い合ったり、「閣下はどう思っていらっしゃるんだ?」「知りませんよそんなこと」なんて言い合ったりしてたんでしょう、いつもいつも。
「ばかやろう、先に逝っちまいやがって…」
この子は負けん気が強くてプライドが高くて、本当に血統書つきの犬みたいなツンツンした感じだと思ってたのですが、仲間を大切に思ってくれる優しい子だったんですね。マツカのために泣いてくれる仲間を作ってくれたアニメに感謝。
セルジュはきっと、キースの副官になれたことがうれしくて、でもものすごいプレッシャーで、肩書きに恥じない成果を挙げなければと必死になっていたんだと思います。その真っ直ぐさに、意志の強さに、マツカは尊敬の念を抱きつつも、それはキースの望んでいることじゃないと知っていたからなんだか申し訳ないような気がしていたらいい。方向性は違っても、キースを守ると決めた二人には、他の人にはわからない絆のようなものがあったと信じます。
スポンサーサイト

テーマ : 地球へ… - ジャンル : アニメ・コミック

コメント

何回も見て泣いてます。

>読みやがったなこの野郎
確かにそんな目でしたねぇ。「だってしょうが無いじゃん。見えちゃったんだから!」と言えない所が、マツカですね。

>今回ミュウサイドはギャグ担当か
話が重いときはそうなりがちなんでしょうか?ゼルおじいちゃん、楽しそうだったし(笑)。

本当に今回のマツカは切なくて切なくて…。そして最後のシーンが微笑んで涙を流したアップのマツカのアップでED突入って…反則ですよ。ティッシュの箱抱え込んじゃいましたもの。

せめてもの救いがレティシア達が助かった事と、マツカが満足して死んでいった事…。しばらくショックが続きそうです。

レイン、私を癒しに来て(涙)。





だってしょうがないじゃん

言ってやれマツカ!うわあぁぁぁん!

>ゼル爺
「撃ちてし止まん」とかね。もー、元気すぎるぞ老子!ゼル爺に戦中生まれの面影を見ました。ラバウル小唄を歌いだしかねない勢いでした。(どんなんだ;)

ブルーよりもアルテラよりも、マツカに泣かされようとは思ってもみませんでした。涙を流して微笑むマツカ。悲しみの涙でなくて本当に良かったと思います。悲しんだのはこっちのほうさ!うわぁぁぁあん!

レティシアたちも助かって良かったです。最後の最後で、大切なものを失って悲しみにくれる人々に、「一緒に生きていこう」と手を差し伸べる役割とか回ってこないかなーと密かに期待してます、レティシア。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

いらっしゃいませ。

藤次郎

Author:藤次郎
コメント、トラックバック、ブックマークはご自由にどうぞ。
※プロフのナキネズミは刹那さんから頂きました。ありがとうございます!可愛いです愛しいです幸せです~。

※webclapを外しました。今までぽちぽちしてくださった皆様、本当にありがとうございました!
もし何かありましたら、sakurananatsu☆gmail.com宛てにお願いします。(☆→@に変更してください。)

blogparts

最近の記事
カテゴリー
最近のコメント
月別アーカイブ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。